避妊・相談

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「計画していない(望まない)妊娠」を防ぐためには、様々な方法があります。
患者様の既住歴や生活習慣などから、医師と相談の上決めていきます。
当院では、安全性・費用対効果・確実性などから、以下を提供しています。

①低用量ピル(OC)
②アフターピル
③子宮内避妊リング

低用量ピル

ピル(OC)とは

ピル(OC)は「経口避妊薬」のことです。
確実に妊娠を避けたいのであれば、低用量ピルの内服をおすすめします。
1日1回内服することにより、以下のような作用で妊娠を防ぎます。

1.排卵がおこらない
2.子宮内膜の増殖を抑え、着床できない環境をつくる
3.子宮頚管の粘液を変化させ、精子の侵入を防ぐ

【ピル(OC)による避妊以外のメリット】

  • 生理痛の改善
  • 生理周期の安定
  • ピルの内服のタイミングを変更することで、生理周期をコントロールできる
  • 月経前症候群(PMS)の改善
  • 子宮内膜症の症状の改善
  • ニキビの改善

ピルをうまく使用することで快適な生活を送ることができます。

当院で行うこと

当院では、以下のピルを取り扱っています。
■ マーベロン28
■ ファボワール28
■ アンジュ28
■ トリキュラー     
どのお薬が患者様に合うか、医師と相談して決めます。

※1シート:約28日分
※また、保険適用のピル(ヤーズ・ヤーズフレックスなど)も処方していますが、避妊目的のピルではありません。その方の目的にあったピルを処方させていただいておりますので、医師にご相談ください。

処方の受け方について

初診時および半年ごとに医師の診察

気になることがあれば是非ご相談ください。

ピルの処方にかかる費用

初診時初診料 + ピル1シート¥3,080
再診時再診料 + ピル1シート¥3,080 × 枚数

※最初の3ヶ月は1シート毎の処方。以後は、最大6シート毎の処方が可能です。

アフターピル

アフターピル(緊急避妊法)とは

  • 避妊せずに性交渉をした
  • コンドームが破けた
  • 低用量ピルの内服を忘れた
  • 性的暴行・レイプを受けた

などのときに、性交渉後72時間以内に内服します。
早ければ早いほど避妊率は上がりますので、早めにご来院ください。排卵を遅らせたり(おおよそ5日くらい)、子宮内膜を変化させて着床しにくくするお薬ですが、効果は100%ではありません。内服後、生理が来れば避妊できたこととなりますが、まれに着床時に出血する場合もあります。内服して3週間後に妊娠検査を行うことをおすすめします。

当院で行うこと

・当院では、副作用の少ないレボノルゲストレル錠を処方しております(¥9,900)
・処方を受けたら、すぐに1錠内服してください。
※アフターピル内服後、生理が来る前に避妊しない性交渉を行った場合、妊娠が成立してしまう可能性がありますので注意が必要です。

子宮内避妊リング

子宮内避妊リングとは

子宮内避妊リングは、小さな器具を子宮内に挿入することで着床を防ぎます。
ノバT・ミレーナともに5年ごとに入れ替えが必要です。
ピルのように飲み忘れるという心配はありませんが、たまに抜けてしまう場合があります。
挿入後は、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後、以降1年ごとの定期検診が必要です。

【子宮内避妊リングをおすすめする方】

  • ピルの副作用が強い方
  • 飲み忘れてしまうことの多い方
  • 血栓症のリスクが高い方
  • 肺機能の悪い方
  • 喫煙習慣のある方
  • 40歳以上の方

当院で行うこと

当院では、ミレーナ(¥66,000)、ノバT(¥49,500)の取り扱いを行っております。
ミレーナには黄体ホルモンがついているので、ピルの副効果も期待できます。